引越の見積りの際、営業の人が良くわからない言葉を口にする事ってありませんか?
かっこつけていってるわけでは無いらしいのですが、
業界(社内)では普通に使っているのでつい出ちゃうそうです。
見積り依頼を頼んでいる、こちら側からすると
何だか聞きづらい・・(知らないと思われたくないし、知らないと言うと吹っかけられそう・・)
そんな、用語を今回は説明いたします!!
*養生(ようじょう)*
これは知っている方も多いはずです。養生とは引越を行う際に、
周囲の壁やエレベーター、廊下や階段などを傷付けないために張られる防護シートの事です。これを行わない業者は、かなり不安要素の高い業者だと考えて良いでしょう。
*ピストン輸送・横持(よこもち)*
これは、1台のトラックで何度か往復して荷物を運ぶ事。荷物は多いが道幅が狭く、大きなトラックで1度に運べない場合などに行います。同時に良く使われるのが横持。「横持10mですね」などと言われた場合、トラックが建物そばまでいけない場合台車や、手運びにて荷物を運ばなくてはならない距離の事です。
この場合は追加費用等が掛かる事も良くある為、訪問見積り時にしっかりと話し合いましょう。
*混載(こんさい)*
1台のトラックに複数の客の荷物を積んで運ぶ事。県外便や中・長距離など、混載便を選ぶことで料金を大幅に抑える事も可能です。ただし、到着日の指定がしにくいなどのデメリットもあります。
*積きり(つみきり)*
指定サイズのトラックに積み込める分だけの荷物を依頼する事。例えば、自家用車にはどうしても、乗り切らない物からのせて、トラックに乗りきらなかったものに関しては、自分で運ぶと言う形にすれば、費用を抑えられることもあります。ただし、すべてのせてもあまり費用は変わらない事もあるので、話はしっかり煮詰めましょう。
*約款(やっかん)*
標準引越運送約款の事。これは引越業界の共通ルールの様なもので、基本的にはこの国土交通省が告示する約款にならって営業を行っています。約款にはキャンセル料金についての決まりなどが細かく決められていますので、法外なキャンセル料などを請求された場合などは、約款にてしっかりと確認してから対応しましょう。ただし、業者によっては、独自の約款にならって営業しているところもありますので、契約時には必ず約款の提示を求めるようにするといいでしょう。
さてさて、少なかったですが重要なものをいくつか挙げさせていただきました。
引越用語をきちんと理解して、賢い業者選びを行ってくださいね!