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新居の家具配置について

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新居のどこに何の家具を配置するかは、引越し前に必ず決めておきましょう。
引越し当日はバタバタしてしまうので、家具の配置まで決めている余裕はないからです。
また、引越しが終わった後に家具を改めて動かそうとすると、時間も労力もかかりすぎてしまいます。
しかし、お部屋のレイアウトを決めるのは難しいもの。
そこで、実例を交えながら新居の家具のレイアウトやコーディネートのコツ、決め方をご紹介します。

〇引越し先の新居の家具配置のコツ
〇引越し先の家具配置を決める方法
〇間取り別の家具配置の実例集
〇お部屋のインテリアをおしゃれにするための2つのポイント

◆引越し先の新居の家具配置のコツ

新居の家具の配置を決めるために一番大切なのは、過ごしやすさです。
どんなにおしゃれなお部屋でも、生活しにくければ意味がありません。
引越し先の新居を暮らしやすい部屋にするための、家具配置のコツは以下の2点です。

・人や物の移動を考慮した家具配置にする

使いやすく動きやすいお部屋は、住んでいて疲れることがありません。
家具のサイズを考慮して、部屋を広く見せる
狭い空間よりは広い空間のほうがリラックスしやすくなります。
仕事や学校から帰ってきた家が、ゆっくりできない環境ではガッカリしてしまいますよね。
この2つのポイントを押さえておけば、暮らしやすい家具配置に近づくことができるのです。
ここからは、上の2つのポイントについて詳しくご説明します。

・人や物の移動を考慮した家具配置にする
住む人の動きを「動線」といい、この動線を意識して家具を配置することで、部屋の中の移動がスムーズになり生活しやすくなります。
動線を考慮した家具配置にするには、毎日お部屋でどのように過ごしているのかが基準になります。
「帰宅したらまずはソファーでゆっくりする」という人なら、玄関からソファーまでの間に障害物はできるだけ少ないほうがよいでしょう。
テレビを見ながら料理をしたいなら、リビングやダイニングだけでなくキッチンからもテレビが見えるように配置しなければいけません。
また家具の配置を決めたら、改めてその部屋でどのように生活するのかをシュミレーションすることが大切です。
このとき、通り道に家具があったり体をよじらなければ通れない場所があったりすると、使いにくいお部屋になってしまいます。
さらに気をつけたいのが「物の動き」です。
タンスや食器棚の扉の開く向きや、引き出しやクローゼットの扉が開く隙間など、細かな点は見落としがちなので、家具の位置を確定する前にしっかりチェックしておきましょう。

・家具のサイズを考慮して、部屋を広く見せる
お部屋を広く見せるためには、目線をさえぎらないことが大切です。
ドアを開けたとき、正面に目線以上の高さがある家具が置いてあると、圧迫感があり狭い部屋のように見えてしまいます。
奥行きのある広いお部屋に見せるためには、ドアから奥へいくほど家具の高さが低くなるように配置しましょう。
背の高い家具は、部屋に入ったときに目に入りにくい扉の裏側や壁際などに設置すると、目線の邪魔をしないので部屋が広く感じられます。
お部屋に大きな窓があるなら、できるだけ隠さないほうが広く見えます。
入り口から窓を通して外が見えれば、広々とした空間を演出することができるからです。
また、ソファーやベッドなどは自分が長く過ごす場所でもあります。
自分がリラックスできるスポットは外が見える位置に配置すると、気持ちよく毎日を過ごすことができます。

ここまでは家具を配置するためのコツをご紹介しましたが、家具の配置を決めるためには、あれこれ試してみる必要がありますよね。
とはいえ、実際に新居に家具を運び込んで動かすわけにはいきません。
そこで、家具の配置を試すときにおすすめの方法を以下でご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
引越し先の家具配置を決める方法

家具の配置を決めるためには実際の部屋で何度も家具を移動できるのが一番です。
しかし、あまり現実的ではないので、ここでは以下の2つの方法をご紹介します。

◆家具配置のシュミレーションアプリを使う
◆間取り図を使う

・家具配置のシミュレーションができるアプリを使う
近年、無料で手に入る家具配置のシミュレーションができるアプリが増えてきています。
家具配置のシュミレーションアプリとは、アプリ内の部屋に家具を配置して、実際の家具配置の参考にできるものです。
自由に間取りを変えられる本格的なタイプもあれば、家具を動かすだけの簡単なタイプ、サンプルの家具を実際に買うことができる通販タイプなど様々なアプリがあるので、その一部をご紹介します。

☞間取りTouch+ お部屋のデザインに役立つ図面作成アプリ
部屋の間取りを作成し、家具や設備を配置して使うアプリです。
1mm単位で家具等を動かすことができるため、正確に配置することが可能。
設備や家具などのパーツは700種類以上で、床の色やデザインも変えることができるため、実際に近い雰囲気でシミュレーションできます。
RoomCo AR
AR技術を使って、実際のお部屋に家具を試し置きできるアプリです。
このアプリを使って部屋を撮影し、撮った写真でシミュレーションすることも可能。
有名ブランドを含む30万点以上の購入可能な家具を設置することもできます。

・手書きの間取り図を使う

もっと簡単に家具配置を決めたい人や、スマホやパソコンが苦手な人は、上のような手書きの間取り図を描くだけでもOKです。
不動産屋さんからもらえる間取り図を利用してみるのもひとつの手。
どの位置にどの家具を置くのかが分かればよいだけなので、部屋や家具の寸法を測る必要はありません。
部屋や家具はだいたいの縦横比だけ合うように描き、上述した動線を考慮して、広く見えるような家具配置を意識して決めてみましょう。
間取り別の家具配置の実例集

「もっとわかりやすい例が知りたい!」「具体的にはどんな風に配置したらいいの?」
という方には、お手本にできる部屋を写真つきで紹介します。
ぜひ参考にしてください!
ワンルーム
一般的な一人暮らし向けのお部屋です。
1部屋で寝室とリビング、ダイニングをカバーしなければいけないので狭くなりがちですが、ちょっとした工夫で広く見せることができます。

出典:instagram.com
ベッドをあえて縦に配置することで、縦長の部屋をうまく活かしています。
さらに、背の高い家具は手前に、背の低い家具を奥に置き、奥行きのある空間になっています。

出典:instagram.com
部屋全体を背の低い家具で統一することで広々とした印象になります。
ソファーとテーブルの間を広くして、動線も確保してあります。

出典:instagram.com
ベッドが窓より低いため、外の景色が見えるようになっています。
大きな窓を活かしたインテリアです。

出典:instagram.com
ソファーの後ろには服をかけられるようになっているため、ソファーは壁につけず少し離して設置してあります。
1LDK
1LDKは1人~2人暮らし向けのお部屋です。
リビングとダイニングのほかに1部屋あるため、寝室を分けることができます。
うまく家具を配置すれば、ちょっとした書斎スペースを作ることも可能です。

出典:roomclip.jp
カウンターにT字になるようにテーブルとチェアを配置し、リビングスペースまでの動線を確保しています。
またダイニングスペースの壁側を利用し、イスとテーブルで収納スペースを作っています。

出典:goodrooms.jp
キッチンの後ろにテーブルを置き、カウンター代わりにしています。
使いやすさを確保しつつ、来客があった際にキッチンが丸見えにならないようになっています。

出典:roomclip.jp
一人暮らしの1LDKなら、ダイニングスペースを最小限にして床を見せることで、すっきりとした印象のお部屋にできます。
リビングスペースにはラグを敷くことで、視覚的に部屋を区切っています。
お部屋のインテリアをおしゃれにするための2つのポイント

過ごしやすい家具配置が完成したら、見た目にもこだわってレイアウトしてみましょう。
ワンランク上の素敵なお部屋をつくるためのポイントは以下の2つです。
お部屋全体のイメージを固める
メインとなる家具を決める
家具のイメージが統一されていないと、おしゃれな部屋を作ることが難しくなってしまいます。
例えば、黒の革張りのソファーにポップな花柄のカーテン、パステルカラーの収納ボックス…などがワンルームに集まっていると、統一感があるとはいえません。
かっこよく、シンプルに、可愛く、モダンに、などなど、ざっくりでもいいのでお部屋の方向性を決めることが大切です。
ベースとなるカラーとアクセントになるカラーを合わせてお部屋全体の色を2~3種類でまとめるのもおすすめですよ。
また、好きな家具をメインにしてインテリアを決めると、お部屋の雰囲気がまとまります。
レトロなテーブルがお気に入りなら、テーブルが目立つように家具を配置し、買い足す家具はレトロなタイプにすれば、お部屋の印象に統一感が生まれます。