期待に胸がふくらむ新居へのお引越し。
しかし引っ越しが始めての方は、どのような手続きが必要なのか、費用がどれほどかかるのか、挨拶まわりはどうすればいいのか、色々と悩みも尽きません。
ここではAGENTに寄せられたよくある質問をベースに、引越しにまつわるあれこれをご紹介していきます。
この疑問の目次
1 STEP1 引っ越し先を決めて、今の物件を解約しよう
1.1 Q1:どうやって新居を決めればいい?
1.2 Q2:新居の契約に必要なものって?
1.3 Q3:今の物件を解約するのはどうすればいい?
2 STEP2 引っ越しの準備をしよう
2.1 Q1:引っ越し前に必要な手続きって何がある?
2.2 Q2:ゴミの処分で気をつけることはある?
2.3 Q3:掃除って必要?
3 STEP3 荷造りしよう
3.1 Q1:荷造りに必要なものってなに?
3.2 Q2:よくある荷造りの失敗って?
4 STEP4 引っ越ししよう
4.1 Q1:旧居に挨拶する?するならいつまでに?
4.2 Q2:新居の挨拶はどこまで?
4.3 Q3:挨拶の品って何がいいの?
4.4 Q4:挨拶しないほうがいいケースって?
4.5 Q5:オートロックのマンションなんだけど、直接玄関のチャイム鳴らしていいもの?
4.6 Q6:荷物の搬入で気をつけた方がいいことはある?
5 STEP5 入居後にも手続きがある!
6 マンションへ引越しの際の疑問や失敗談が多く寄せられてきています!
STEP1 引っ越し先を決めて、今の物件を解約しよう
引越しをするにあたって物件の探し方がわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、どういった基準で選ぶと良いのか内見の仕方なども交えご紹介します。
また、現在お住まいになられている物件が賃貸の場合、引越しが決まった段階でスムーズに解約ができるよう、手続きを進めることをオススメいたします。場合によっては違約金を取られてしまうこともありますので、効率的に話を進められるよう意識しましょう!
Q1:どうやって新居を決めればいい?
A1.:予算を設定し、物件を内見して決める
物件の探し方として、まずは新居を決める前にご自身の予算を設定したほうが良いでしょう。立地が良ければ良いほど家賃もそれに応じて高くなりがちです。
予算を大まかに決めることで、どういった物件が引越し先として候補に上がるのか、明確にイメージしやすくなります。
予算を交え気になった物件を探すことが出来たら、その物件の内見を忘れずに行いましょう! 内見せずに物件を決めてしまうのはおすすめ出来ません、実際に見てみなければわからない事もあり、「実際に見たらイメージと違った」ということもあります。
収納スペースやコンセントがいくつあるか、物件によってはドアチェーンの突起物や、90度以上ドアが開かないケースもあります。現在お住まいの物件から家具を持ち運び出来なかった!という失敗談もございますので、搬入口のチェックは物件を内見する上で欠かさず行いましょう。
日差しの確認も重要です。時間帯によっては太陽光が指して眩しくなってしまいますし、その逆のケースも存在します。内見したときに周辺住宅や時間を考慮して、「今見ている以外の時間帯で、どういった日差しの変化が起きるか?」という物件の探し方をイメージしましょう。
Q2:新居の契約に必要なものって?
A2:住民票・印鑑証・収入証明書・保証人書類・銀行口座・お金等
一般的に契約までに必要になるものは以下のとおりです。
・住民票/印鑑証明
これらは現在お住みの区役所・市役所へいけば簡単に入手出来るものですが、平日のみの対応となっている役場も多いため、早めの段階で手配する事をおすすめします。
・収入証明書
会社勤めをされている場合は源泉徴収票などを会社に言うことで交付してもらえます。フリーランスや自営業の場合は、その年の確定申告書や納税証明書を代替として提出する必要があります。
・保証人書類
連帯保証人になってくれる方の住民票や収入証明、印鑑証明書の提出が求められることも。
保証人書類の要否・条件は不動産会社により変動いたしますので、契約前にご確認下さい。
・銀行口座・お金
必要な資金の準備を怠らないようにしましょう。また、家賃を金融機関から直接支払う場合、銀行の口座番号を含めた通帳や口座に登録してある印鑑が必要となります。
Q3:今の物件を解約するのはどうすればいい?
A3:賃貸借契約書をみて住んでいる物件に合わせた解約手続きをする
物件の探し方や手続きも重要ですが、それ以上に旧物件の解約も意識しなければなりません。
ほとんどの物件では解約にあたって予告期間が設けられていて、その探し方は現在お住みの賃貸借契約書に記載されています。「大家さんや不動産会社へ、いつまでに申し入れが必要か?」といった文章をチェックして、現在お住みの物件に合わせた解約手続きを心掛ける必要があるのです。
一般的には物件を退去したい1ヵ月前に申し入れの必要なケースが多く、手続きをする際は旧物件から新物件への入居日のズレによって「二重家賃」が発生しないよう注意する必要があります。
他にも、契約している物件によっては「契約期間による違約金」も発生してしまうため、必ず新物件の契約・旧物件の解約前に両契約書をしっかりとチェックしましょう。また、解約するにあたって大家さんや不動産会社へ連絡を入れる際は記録を残すことをオススメします。「言った・言わない」のトラブルを避けるため、メールやFAXのように証拠として残るものがベストです。
STEP2 引っ越しの準備をしよう
引越しの準備こそメインであり大変な作業でもあります、様々な準備内容を見ていきましょう。
Q1:引っ越し前に必要な手続きって何がある?
A1:ネット回線の手続きや電気、水道、ガスの手続きなどのライフラインを形成する
引越し前に必要な手続きの中でも、一番重要なのはライフラインを形成することです。例えば、ネット回線の手続きや電気、水道、ガスの手続き。TVを利用していればケーブルテレビの契約変更や各郵便物の転送手続きなども忘れずに行いましょう。
新物件へ引越しをしてもガスの手続きを忘れてしまい、疲れた身体をお風呂で癒やせなかった方もいらっしゃいました。そうならないためにも、しっかり手続きを行っておきましょう。
Q2:ゴミの処分で気をつけることはある?
A2:ゴミの分別やゴミ出し日に注意する
ゴミの分別には注意が必要です。引っ越し直前に断捨離を行っていると、ゴミ出し日によっては「捨てたいゴミが捨てられない」というお声もお聞きするため、引越し日までに前もってゴミの処分を行っておきましょう。
また、現在お住みの物件で今のうちに粗大ゴミを捨てたい!という方は、粗大ゴミの廃棄をしてくれる業者へ前もって依頼の予約をしておく必要があります。
一般的に、1LDKで排出されやすい不用品量は45Lゴミ袋なら30袋ほどで軽トラック1台分と言われていて、以上であれば大体3万円前後で業者に頼むことが出来るでしょう。
Q3:掃除って必要?
A3:掃除は最低限のマナー
引越しをする前にこれまで住んでいた物件を掃除するのは、最低限のマナーです。どんなところを掃除したほうが良いのかをご紹介します。
・カーペットのしみ
カーペット用のシミ取り剤なども存在しますが、一般的には中性洗剤を利用することで簡単にシミ取りを行うことが出来ると言われています。漂白剤を利用するとカーペットの変色を招いてしまう恐れがあるので注意しましょう。
・備え付けの冷蔵庫の汚れ
冷蔵庫の内部だけでなく、本体の外側にある手垢汚れを拭き掃除しましょう。また、可能であれば冷蔵庫を動かし裏側や周辺のホコリも掃除しておきましょう。
・洗面所の鏡の汚れ
簡単な手垢や化粧品のような、油による酸性の汚れはアルカリ性の重曹を使うことで簡単に落とすことが出来ます。お手軽にエコ掃除を行いたいのであれば、新聞紙などを濡らしてガラスや鏡を拭くことで手軽に綺麗にする事が出来ると言われています。クレンザーやたわしでは表面に傷が付いてしまう恐れがありますので避けましょう。
・壁の汚れ
壁紙の汚れは基本的に水拭き清掃が有効です。使用する洗剤やクリーナーによっては変色してしまうこともあるのでご注意下さい。
・シールの跡
シールは温度が高くなると粘着性が低下するため、ドライヤーで温めると簡単に剥がす事が出来ます。しかし、貼っていたモノによっては熱により変色を招く事があるためご注意下さい。
※続きは次回 (/・ω・)/